外出時に身を守る
■外出時に身を守る
花粉の飛散の激しいシーズンや時間帯は、外出を控えることがいちばんの予
防です。
しかし、外で仕事をしている人にとっては、そうも言っていられません。
花粉情報を仕入れ、対策を練らなければなりません。
まず、花粉がいつ飛んで来るのか、どの位飛んで来るのかを把握しておくこと
です。
雨の日や雨が降る前は空気中の湿度が高く、花粉も水を含んで重くなるので
、花粉は飛びにくくなります。
逆に、からっと晴れている日は、花粉が飛びやすい日です。
天気に関係なく風が強い日は、花粉はもちろんのこと、チリや埃も巻き上がっ
ているため特に注意しなければなりません。
花粉情報は、テレビやインターネット、新聞などでも発表されるため、飛散情報
には注意して外へ出かけるときの服装を考えましょう。
◆マスク
花粉よけのマストアイテムといえば、マスクです。
給食当番のマスクではなくて、鼻の上まで覆ってしまう大型のものが必要です
。
マスクは花粉を吸い込んで、鼻と口の粘膜が反応するのを抑えられます。
マスクに帽子にサングラス…強盗の3点セットみたいで、見た目にカッコ悪い
というイメージがありましたが、いまや多くの人が花粉症に悩まされていて、マ
スクをするのは当たり前。
スギ花粉の飛ぶはじめる時期はインフルエンザの流行シーズンとも重なるの
で、ウイルス予防のためにもマスクは使ってほしいものです。
花粉症用のマスクはできるだけ皮膚と布の間に隙間がないものを選びましょう
。
花粉症用として市販されているものは、ウルトラマンの顔みたいなシルエット
で頬に密着するようになっています。
密着性がよいほど、息ぐるしかったのですが、年々装着間がよいように開発さ
れています。その年で使い切って、最新のものを購入するのがよいですね。
また人前に出る人は、どうしてもつけたりはずしたりが頻繁になります。
メイクをしている女性には、メイク直しの手間も倍増し、面倒なものです。
今年の新商品の中には、メイクを崩さないものも出ています。
◆メガネ
つらい花粉症の症状に、目のかゆみがあります。
目の粘膜に花粉が直接つくからです。
少し前の花粉症用の眼鏡は、まるでスキーヤーのようにおおげさなものでした
が、最近の眼鏡は、ファッション性にも優れており、普通の眼鏡と対して違和感
なく使えるようなデザインのものが増えています。
また、花粉症予防に眼鏡を使うということが一般的にもなってきていますので
、見た目に恥ずかしいという感覚も少なくなっているのではないでしょうか。
実はコンタクトレンズをしていると、粘膜に直接花粉がつくことはないため、目
の症状が出にくいという人がいます。
しかし、コンタクトレンズに付着した花粉は、じわじわとアレルギー症状を悪化
させることがあります。また、かゆみが出たときに、点眼薬が直接させないとい
うデメリットもあります。
外出時には、コンタクトレンズの上から、花粉用の眼鏡をかけることをおすすめ
します。
◆帽子
髪の毛は適度な凹凸と脂分があり、花粉がつきやすい場所です。
頭皮そのものはアレルギー症状の出にくいところですが、髪についた花粉が目
や鼻に入るのを避けたいですよね。
花粉の飛散シーズンにはマスク・メガネとともに必須アイテムです。
花粉がつきにくいツルツルした素材を選びます。
また滑り落ちた花粉ができるだけ衣類につかないように、ツバの広い帽子を
選ぶこと。
ただ、帽子のデメリットは髪型が崩れること…。
室内でかぶりっ放しというわけにもいかないですし。
帽子をかぶらないにしても、長い髪を束ねるだけでもずいぶん付着する量は
変わってきます。
◆日傘
ほとんど室内にいるのに、少し外を歩くために帽子をかぶるのは面倒なときが
あります。外出先だと、髪型を整える場所もなかったりしますし。
そういう時にはぜひ日傘を利用しましょう。
日傘といえば、夏のお出かけアイテムですが、実は紫外線の量は春先もとても
多いのです。花粉よけとの一石二鳥です。
◆スカーフ
花粉は、呼吸で吸い込んで粘膜の炎症を起こさせるですが、敏感になってい
る体では、皮膚についただけでも肌に炎症が起きることがあります。
吸い込む花粉の量を極力減らすためにも、肌の露出を控えることは基本対策
です。
マスク・メガネで、口・鼻・目の粘膜を守ることができますが、意外と首筋や胸
元は皮膚が弱く、特に衣類の襟でこすれて炎症が起きやすい場所です。
サラサラ素材の衣類を選らんだとしても、中まで入り込んできやすいので、ス
カーフやマフラーで防御しておきましょう。
室内に入るまえに、サッと花粉を払うことをお忘れなく。
また、手も荒れやすい場所です。手袋でガードしましょう。
◆コート
スギ花粉の時期は、まだ寒いので外出には上着を羽織っていますよね。
しかし、春先〜秋ごろの花粉にたいしては、ついうっかり薄着で外出し、花粉を家に持ちこんでいることが多いのです。
室内で過ごす衣類の上に、花粉が付着しにくい素材の上着を必ず羽織りましょう。
花粉がつきにくい素材として売り出されている商品もたくさんあります。繊維を特殊加工でツルツルにしてあります。室内に入る前にもサッと払うだけでOKなど、確かにメリットが多いのですが、案外高価です。
安価なポリエステルの上着でも、十分効果があると思います。