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漢方治療と時期

■漢方治療と時期

漢方医学では、花粉症の症状が出ている状態を時期に分けて薬剤治療するのが一般的です。
症状が激しく出ている時期を「急性期」とし、落ち着いている時期を「寛解期」とします。

◎急性期の治療

漢方薬の効果が出るまでには、2〜4週間かかります。そのため、治療効果があるかどうかという判定も治療開始してから約1カ月をかけて行われます。
投薬に関しては、西洋薬と同じように、主な症状に対して効果がある薬を選びます。

例えば、くしゃみや鼻水が先行しているようなら、
◆小青竜湯
◆越婢加朮附湯
◆麻黄附子細辛湯
◆甘姜味辛夏仁湯
◆当帰四逆加呉茱萸生姜湯 などを、

鼻づまりの方がひどいようなら
◆葛根湯
◆辛夷清肺湯
◆麦門冬湯 などが使われます。

◎寛解期の治療

急性期の薬効が出て、体調が整ってきた段階を寛解期といいます。寛解期にはおもに、体質改善が行われます。年間を通じて治療することが望ましく、2年以上の治療を行って、次の花粉症の季節になっても症状が出ないように体質を変えていくことが基本的な考え方です。
寛解期の投薬は、症状よりも体格や体質を参考に処方されます。
体を温めたり、胃腸を強くしたりという、普段の体質を改善するために、時間をかけて服用する必要があります。

◆当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
◆桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
◆小建中湯(しょうけんちゅうとう)
◆真武湯(しんぶとう)
◆人参湯(にんじんとう)
◆柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)
◆小柴胡湯(しょうさいことう)
◆半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)
◆加味逍遙散(かみしょうようさん)
◆八味地黄丸(はちみじおうがん)
◆梔子柏皮湯(ししはくひとう)
◆柴朴湯(さいぼくとう)

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