■花粉症で受診する
薬局にいけば花粉症の薬や予防グッズがたくさん売られています。
薬局にる薬剤師は専門知識を持っているので、症状に合わせた薬を入手することは可能です。
しかしまずは、医師の診察を受けることが理想的です。
花粉症は、アレルゲンとなる花粉によって対策が異なるため、何かアレルギーを持っているかをはっきりさせておきたいこと、また完全治癒はむずかしい病気なので、毎年同じ症状が出ること、長期的な治療を続けなければならないこと、などがあるからです。
花粉症の合併症として、副鼻腔炎や中耳炎にかかることがありますが、これらは治りきっていない粘膜の状態が原因だといえます。
花粉症は、症状が軽いと慣れてしまって、対策なしでも日常生活行なえるので、かえって悪化してしまう危険性があります。そのため治療開始の時期やどこまで直せばいいかをきちんと判断できる専門医の判断が必要になってくるのです。
どの病気にも言えることですが、自分の体を預けるわけですから、信頼感持てる医師を選ぶことが1番の条件です。
その上で、長期の通院は可能なこと、指示が的確なこと、質問に簡潔に答えてくれること、病気そのものだけではなくかかわる生活上の注意点まで幅広いアドバイスがもらえることなどが、信頼感につながることがらです。
診療科目でいうと、耳鼻咽喉科や内科などがありますが、医師免許にはそういう区分は無いので、鼻水が出るから耳鼻咽喉科、発熱してるから内科と決めつけなくても大丈夫です。
いずれにせよ、長い付き合いとなる病気なので、一度目から通う病院を決める必要もありません。自分に合う医師を根気よく探してみましょう。