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スギ花粉の飛散量

■スギ花粉の飛散量

スギの生育に関して言うと、雄花が作る花粉の量は、前年の夏の天候に左右されます。
夏に気温が高く、降水量が少なく、日照時間が長いと大量に花粉が作られます。
これを春に飛ばすのですが、飛散の時期は1月ごろの気温によって決まってきます。
冬の気温が低いと開花時期が遅くなり、高いと早まります。
通常、2月上旬に飛散が始まり、3月の半ばごろにピークに達します。その後しだいに減り、4月上旬に終了します。
しかし、近年、スギ花粉症の発症時期が長くなっていると言われています。

ひとつには、暖冬の影響で、飛散時期が早まっています。
ひとつには、ゴールデンウィークごろまで飛散が続いていることがあります。
これは、1950年代に植林されたスギ林の成長が、いまピークを迎えていることにあります。山の高所にある杉林は、当然低いところよりも気温差によって、遅くから飛散を始めます。

1日の中でみると、雄花が開く時間である午後(正午〜5時ごろ)までに多く飛散します。
しかし、風によって運ばれる花粉の場合、温度が上がり、湿度が下がる、という条件を満たしていれば、昼夜関係なく飛散量が増えます。
午前中晴れていて、午後から雨が降るときには、雨が降る直前に大量に飛散します。
人間の気象予報よりも、はるかに優れた感知能力を持っているのです。

花粉の飛散量は、隔年ごとに多くなるとか、年間の最高気温の合計によるとか、いろいろなデータがありますが、飛散量が多かれ少なかれ、罹患者にとってはとても辛い季節です。
実際の花粉の飛散状況は、直前の予報を仕入れることが確実です。
天気予報、新聞、インターネットでもリアルタイムの地域ごとの飛散量や予測が発表されますので、上手に参考にして花粉対策に役立てましょう。

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