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免疫反応

■免疫反応

花粉は、種子植物の雄しべの葯(やく)の中にできる細胞で、ほとんどが粉状のものです。動物でいうと精子の役割をもつもので、繁殖に必要な細胞です。花粉は風や昆虫などによって、雌しべの柱頭まで運ばれ、受粉して繁殖するのです。
細菌やウィルスのように人体に病気を引き起こす「害」を持っているものではありません。
しかし人間の体はときによって、害のないものを誤って認識して免疫反応を起こす場合があります。
細菌やウィルスによって免疫反応が起きることを「病気」と言い、誤認によって免疫反応が起きてしまうことを「アレルギー」と区別していません。

その免疫反応の仕組みについてしておきましょう。

人間の体内に、病気の原因となる細菌やウィルスなどが侵入すると、数種類の細胞がこれらを「異物」だと認識します。
このときに働く細胞は、白血球の仲間で、病気の時に血液検査をすると白血球の値が増えているのは、免疫反応の影響なのです。
これらの細胞は次に、Th細胞(ヘルパーT細胞)に、侵入してきた異物がどんなものなのか情報を伝えます。このTh細胞はリンパ球の仲間です。ウィルスによって体調が悪くなると、リンパ節が腫れるのはこの性です。
Th細胞は、受け取った情報をもとにして、B細胞に「抗体」を作るように命令します。
抗体とは、異物に対して反応するたんぱく質のことで、攻撃するために働きます。ほとんどの抗体は、つぎにおなじ抗原がはいってきたときにも反応を示します。
免疫体とも言われます。伝染病のワクチン注射は、ウィルスを薄めて体内に入れることで、病気にかかる前に抗体を作っておき、実際の病気を防ぐ方法です。
抗体が異物と結合すると、白血球の仲間である細胞がこれらを破壊したり除去することで、深刻な病気にならないように体を守っているのです。

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